約 30,345 件
https://w.atwiki.jp/haruhi_vip2/pages/3798.html
2、 嘘・・・だろ?こいつが?だってこいつは・・・。 「あなたが戸惑うのも当たり前。彼女は朝倉涼子であって朝倉涼子ではない。有機生命体の言葉で表すのなら生まれ変わり。あなたの知る朝倉涼子は前世にあたる。だからこの子自身には朝倉涼子の記憶というものは存在しない」 一つ聞きたいのだが、なんでこんな事をしたんだ?最初からあの朝倉を復活させちまった方が早い気がするんだが。 「あなたの言っていることは間違いではない。しかし、そうすることはかなりの危険があなたに及ぶ。だからわたしは、朝倉涼子の再構成の条件として、何の情報操作能力も持たずに、一人の人間として観察対象であるあなたと過ごさせ、それから得たものをベースに再構成する、というものを付け加えた」 ・・・つまり、どういうことだ? 「これから三日間、あなたとこの子には本当の親子の関係になってもらう。もちろんあなたにはこれについての拒否権がある」 おいおい・・・マジかよ・・・ こうして文頭に戻るのだ。 「長門、俺はな。自分自身が三点リーダを放つ間にいろいろと考えさせられたんだ。 あの夕日に染まった教室での出来事。俺が頭を撫でてやったときのあどけない笑顔。 あっちの世界での出来事。取り乱した俺のとなりで見せた心配そうな顔。 朝倉の顔と朝倉の生まれ変わりだという娘の顔が交互に頭に浮かんでは消え、浮かんでは消えていったんだ」 ここで一旦話を区切って娘のほうを向いてみる。どうやら娘も俺のほうを向いていたらしく目があった。心配するな、娘よ。父ちゃんはもう決めたんだ。 「だがな、俺はそいつが知らない事について咎めたりはしたくない。それこそ逆恨みというやつだからな。あの子は俺を助けてくれた。それだけで十分じゃないのか?たとえ前世が朝倉であったとしても、だ。そんな思いから導き出されたのがあの答えだ。だから俺はあの子を責任もって育てるよ」 三日間だけなんだから預かる、のほうが適切か?育てるってのは大袈裟だったかもしれん。 「あなたがそういうのならわたしは何も反対しない。でもやっぱりわたしはあなたが心配」 大丈夫だ。何かあったらすぐに電話をかける。そしたら助けに来てくれ。 「…………いいことを思いついた」 ん?いいことってそりゃなんだ?おい、どうしたんだ、長門。お前、少し顔が赤いぞ。 「わたしがお母さんになる」 ・・・・・え? あまりに唐突な意見に脳がフリーズしたようだ。何かしゃべろうにも口をパクパクさせるだけで言葉が出てこない。 「わたしがお母さんになる」 すまん、どうやらさっきの話のせいで耳が壊れちまってるらしい。悪いがまたもう一回言ってもらえるか? 「わたしがお母さんになる」 えーとですね、長門さん。それは誰のお母さんになる、ということですか? と当たり前のことを聞いてみる。でもこれが聞かずにいられるか。 「この子の」 でしょうね。それ以外当てはまる奴いないんだし。そう考えてからハッとあることに気が付いた。いや、気が付いてしまった。 つ、つまりそれは・・・。先を続けようとして俺も少し恥ずかしくなる。長門のほうも顔の赤みが強くなっていた。 「…………あなたと一時的にパートナーになる。言い換えるならばふう・・・」 「その先は言わんでよろしい」 最後まで聞いちまった日には余りの恥ずかしさで死にたくなるだろうな。 「夫婦」 はい、もう死にたいです。よりによって即答とは。こっちにも心構えする時間くらい下さい。 「で、でででもなあ、いきなりそんな事言われたって俺も困るぞ。第一どこで暮らすんだ?」 「あなたの家」 「そんなことできるかっ!親や妹になんて説明すればいいんだよ!」 そりゃそうだ。いきなり家に女の子を二人連れて帰って、嫁と娘です、なんて言えるか! それにハルヒに知られでもしたらそれこそ一発で世界滅亡ではないか。 「大丈夫。現在あなたの家には誰もいないはず」 あ、そういえばそうだ。あまりのことですっかり忘れてた。 「だがどうしてそれをお前が知ってるんだ?」 電話にしろ会話にしろそのことは一言たりとも口にしていないはずだが。 「………情報操作は得意」 キラーンと長門の目が輝いた。はぁ、そうですか。そういうことですか。 つまりはコイツにとっては俺の家族が俺をおいて旅行に行くのが規定事項、というか旅行自体がコイツによって仕組まれたものだったわけか。納得納得。 だがもし俺が旅行についていってたらどうするつもりだったのだろうか? ・・・はぁ。こんなこと考えている場合じゃなかった。 「なあ、やっぱりお前は来なくていいぞ。さっきも言ったが、何かあったら電話するから、な?それにお前もさっきこいつは普通の人間と同じだって言ったろ。だからきっと大丈夫だ」 それ以前に親がいない自分の家で歳の近い女の子と生活だなんて耐えられるか。精神衛生上問題ありまくりだ。 「…………」 少しの沈黙。どうやらやっと観念したらしい。これで一安心だ。 「……わたしじゃ、だめ?」 前言撤回。 だあああ!!!駄目なもんは駄目だ!第一なんなんだよその反則的な顔は!頬染めて上目使いで少し涙ぐみながらそんな事言われてみろ!男として断れるわけ無いだろうが!もし断れる男がいたらそいつはきっとガチだガチ! 「駄目な訳あるか!大歓迎だ!」 ・・・・・え?俺今なんと言いました?それにさっきの俺の考えは最初と最後で意見が全く変わっているような気がするのですが。 「ちょ、ちょっとまってく・・・」 「了解した。準備をしてくる」 俺が全部言う前に長門はスタッと立ち上がって自分の部屋へ引き上げていった。 やれやれ。どうしたものか。今更長門にさっきのは嘘だ、と言っても通じないだろう。だからといってこのままにしておくのもどうかと思う。 「どうすりゃいいんだよ、全く」 なあ、お前はどうなんだ、と言いかけて口をつぐむ。俺の目線の先では朝倉の生まれ変わり・・・長いから朝倉(小)とでもしておくか。朝倉(小)が小さな寝息を立てながらごろんと眠っていた。顔も完全に緩んでいる。暑さで参ってたところにクーラーの利いた部屋。最初は緊張してたかもしれないが、慣れればもはや快適空間だ。そりゃ眠くなるのは当たり前だ。 「お前はのんきでいいよな」 人差し指でやわらかそうな頬をぷにっとつつく。 「・・・・・・・んぁ」 一瞬表情を曇らせ、言葉になっていない寝言をつぶやくと顔を反対に向けてしまった。 「・・・なんだか、こいつを見てるとどうでもよくなっちまったな」 確かに今日明日明後日と色々と厄介事は多いだろうが、こんな寝顔が見れるならいいかな、と思ってしまった。幸せってもんを分けてもらえそうだしな。いや、もしかしたらすでに分けてもらってるのかもしれん。あの笑顔に。だから俺はこんな親父の役を請け負ったのだろう。 「ま、これから三日間、よろしくな」 そう言って頭をやさしく撫でてやる。 それからしばらくして長門がバックを抱えて部屋に帰ってきた。 「準備が完了した」 そうか、分かった。俺は朝倉(小)の肩を揺する。 「おい、起きろ。帰るぞ」 ユッサユッサと揺らされて少し不機嫌そうに目を覚ます朝倉(小)。 さて、どう話を切り出したものか。長門の事はちゃんと言わなければならないのだろうが、面と向かって言うのもなんだか恥ずかしい。 そんな俺の気持ちも知らずに朝倉(小)はふぁあと小さな手で口を押さえて欠伸をし、目を軽くこすってから、うーんと伸びをした。 なんだか拍子抜けだ。そんな俺を見かねたのか、長門が行動に出た。 「涼子、驚かないで聞いて欲しい」 まだ眠気が残ってる顔に、はてなマークが浮かぶ。まあこいつが考えてるのは、話ってなんだろ、とか、このおねーちゃんなんでわたしの名前知ってるんだろ、とかそんな感じだろう。というかこいつの名前も涼子だったのか。俺、初めて知ったぞ。 考えてみればバタバタしててそんなこと気にする時間は無かったし、そもそも、自分の娘に名前を聞く父親なんてよほどのことがなければいるわけないだろう。そんなことされた娘は可哀そうすぎる。 「なあに?おねーちゃん」 「あなたに伝えないといけないことがあるからよく聞いて欲しい」 うん、といまいちよく分かってなさそうな顔して頷く。 「わたしはおねーちゃんではない。あなたのおかーさん」 とストレートに言い放った。 最初はそれを聞いても朝倉(小)は目をしょぼしょぼさせているだけだったが、ん、と一旦首を傾げてからは、事の重大さに気が付いたらしく、一気に眠気が飛んでいったようだ。 「それって・・・ほんと?」 不安そうというか、不思議そうというか、そんな表情で尋ねる朝倉(小)。 長門の、そう、という俺の聞きなれた返事聞いてからは、鼻息を荒くして興奮し始めた。 「ほんと!?ほんとにおねーちゃんがわたしのおかーさんなの!?ねえほんとなの?おかーさんなの?」 と長門を矢継ぎ早に質問攻めにしたくらいにだ。だがな、朝倉(小)よ。さっきお前の返事に、そう、と答えていたのを聞いてなかったのか? 「ほんとにほんと?」 「ほんと」 「うわぁい!おかーさんだぁ!おかーさんだぁ!」 まあ本人たちがこんな感じだからいいのかもしれんが。 長門の単純且明快な返事を聞いて目の色を変えてはしゃぎだす朝倉(小)。 そんなに母親ができたことがうれしいのかね?よく分からんが喜んでるんだからよしとしよう。 用も済んだことだし、幸か不幸か長門も俺の家に泊まるようなので、一旦家に戻ったほうがいいだろう。準備とかもあるしな。 さて、そうと決まったら帰るか。よいしょ、と掛け声とともに立ち上がり、朝倉(小)のほうに向く。 「ほらほら、はしゃぐのはそれくらいにして、家に帰るぞ」 こくん、と頷く長門と聞こえていないのかいまだにキャッキャッとはしゃぎまわっている朝倉(小)。 個人的にはこれくらい元気なほうが歳相応でいいと思うのだが、その分気苦労が多そうだ。やれやれ、だぜ。 こら、いつまで騒いでんだ、と俺が注意しようとした時、長門が動いた。 「涼子、お家に帰るから静かにしなさい」 言葉は少しきついが、その目にはあたたかいものが浮かんでおり、顔も微妙に微笑んでいるように見える。 知らなかった。長門ってこんな顔もできるんだな。なんていうか、まさにお母さん、というか。 だから娘が今日始めて会ったはずの長門に向かって、 「はい、ごめんなさい。おかーさん」 と素直に謝っているのも納得できる。きっとこいつも心のどっかで長門に母性を感じ取っているのだろう。同じ宇宙人通しってのもあるかもしれんが、俺はそう信じたい。 「もういいか、行くぞ」 と言ってドアのほうへ向かう。しゅたたたっと俺の後を追う娘とそのさらに後ろをとてとてとついて来る長門。・・・ん? 「おい、長門。お前、荷物忘れてないか?俺にはお前が手ぶらにしか見えんのだが」 「安心して。すでにわたしが暮らす部屋に転送済み」 相変わらず手が早いと言うかなんと言うか。 「お前には関係ないかもしれないが、もし何かあったら呼んでくれ。隣の部屋だからすぐに駆けつけるからな」 「その必要はない」 ま、そりゃそうか。こいつに何かあったらそれは大事件が起きてるってことだ。 それ以前にこいつが一大事なときに俺が何かの役に立つとは到底思えない。 それはそれで悲しいやら情けないやら。ま、そんな簡単に事件なんぞおこってたまるか。 「同じ部屋なのだからわざわざ隣の部屋から来る必要は無い」 はい、大事件発生。 「おい、長門!いくらなんでもそれは・・・」 「わたしたちは仮にも夫婦。夫婦が同じ部屋で暮らすのは当たり前。それとも…」 と少し俯く。そして発射。 「わたしじゃ………だめ?」 「うぐぅ・・・!?」 長門が次元もびっくりな精度で俺の心を打ち抜いていきやがった!しかも今度は少し首を傾げたバージョンとは!くそう、もしこれで長門がポニーテールだったら言うこと無しじゃねえか。そうなったら俺はもう完全にノックアウトされちまうだろう。危険だ。危険すぎる。 「おとーさん、どうしたの?おかおまっかだよ?」 子供は黙ってなさい!お前はまだそんな事知っていい年頃じゃありません!それに長門もそのしてやったり、みたいな顔はやめなさい! 「えー!もういいもん。おかーさんにきいちゃうもん」 ちょっと待て、聞くな!聞いちゃ駄目だ!おい、長門!何勘違いしているのか知らんが変なこと吹き込むなよ! 「おとーさんはおかーさんの可愛さに照れている。だから真っ赤」 おいおい!断じてそんなことはないっ!断じてっ!頼むっ!信じてっ! 「ねえねえおかーさん、わたしもかわいいかな?おかーさんみたいにかわいくなれるかな?」 「あなたなら大丈夫。きっと凄く可愛くなれる。それに今でも十分可愛い」 そういって長門は朝倉(小)の頭をそっと撫でてやっていた。まるで大切なものに触れているかのように優しく。 あたたかそうに微笑む嫁とうれしそうに微笑む娘。 このとき俺は、なんだかこんなのもいいかな、と不覚にも思ってしまったのだった。 誰だってそう思うだろう。こんな二人を見たなら。まあ誰にもこのポジションをわたすつもりは毛頭無いし、見せる気にもならん。 「んじゃ、今度こそ帰るぞ」 これからの三日間へのデカイ不安と淡い希望を持って俺は長門宅を後にした。 第一章へ 第三章へ
https://w.atwiki.jp/haruhi_vip/pages/2166.html
https://w.atwiki.jp/tekiyakusaikyou/pages/829.html
【作品名】将太の寿司 【ジャンル】漫画 【名前】大年寺三郎太 【属性】寿司職人 【大きさ】大柄な男性並み 【攻撃力】かなり鍛えられた男性並み。 刃渡り1m程の大きなマグロ包丁所持。 ジャンプ斬りによる一太刀で大型のマグロ(3m程)を真っ二つにした。 このサイズだと400kgほどか。 凶暴なウツボや、自身の半分程もある巨大なタコを道具なしに素手で捕まえられる。 【防御力】電車に正面からぶっ飛ばされても重症ですみ、その日には起き上がり、次の日には寿司を握れる程度まで回復 3階程度の高さから飛び降りても平気。 40m~50mの高さから海に飛び込んでも平気(海でも常人なら骨折から悪ければ死亡する高さ) 35キロ以上走っても汗一つかかないスタミナ しゃぶしゃぶが出来るほど熱いお湯に手を突っ込んでも平気 常人ならすぐに心臓が止まると言う冬の海でも平気で泳ぐ 【素早さ】かなり鍛えられた男性並み。 傍から見ている人が、手が分身して見える速度で寿司が握れるので相応のハンドスピード。 【特殊能力】闘気が高まると全身についてる水が蒸発し、ずぶ濡れの状態からすぐに乾く。 【長所】寿司職人って凄いね 【短所】寿司職人より向いている職がある。 【備考】主人公と寿司勝負した。 修正:vol.106 49 vol.106 740格無しさん2021/02/13(土) 05 36 46.02ID sBTSa4Kg 松本りせは再考察ね 大年寺三郎太再考察 3mマグロを両断と攻撃力は人間の域なら確実に即死レベルで、大柄なうえに刃渡り1mの包丁も高評価。防御力も人間の域を明らかに超えており達人並みとしていいだろう 素早さだけはスポーツ選手並みか(男の騎士ですら分身して見える速度で動けるコーネリアが達人並みなので) 素早さだけプロ格闘家に劣っているが、プロ格闘家の壁前後を確認してみる 〇バリグザー、アムロ・レイ(解説PV) 1mもの長物なので多少の反応速度の差はカバー可能。斬って勝ち 〇ブラパンティー大佐 同上。 プーチン 再考察待ち。飛ばす (プロ格闘家の壁) 〇ジャッカル東条 斬って勝ち 〇挑戦者 斬って勝ち 〇黒デルモリーダー 斬って勝ち 〇ディア―ネ 斬って勝ち 〇インフィニア 斬って勝ち 〇太田香奈子 斬って勝ち 〇取的 斬って勝ち 〇ビューティフル女の部下 斬って勝ち 〇カラワーナ(ゲーム) 斬って勝ち 〇シェリー リーチ差がまだある。斬って勝ち 〇大好きな絵 リーチ差から射程外攻撃で勝ち ×コーネリア リーチが拮抗してしまった。レイピアは刃渡り1mらしい。先手取られて負けか ×オートバイに乗った戦闘部隊の女 轢かれて負け ×ジャスミン 遂にリーチで負けた、素早さ全部負けてるので負け ×デリア 同上 〇京極真 斬って勝ちか 〇ミッテルト 斬って勝ち ×ミス・ラビット 轢かれて負け ×氷室巌 サブマシンガン負け ×モヒカン 焼かれて負け ×デルタ マインドハック負け ここまでだろう。 コーネリア>大年寺三郎太>シェリー プーチンみたいな長いこと再考察されてなくて勘違いされかねないキャラは、いったんランキングから出したほうがいいのだろうか 741格無しさん2021/02/13(土) 05 38 50.79ID sBTSa4Kg ミス。ごめん コーネリア>大年寺三郎太>大好きな絵 とりあえず再考察待ちに長いこと居座ってるキャラはランキングどうしよう 37スレ目 219 :格無しさん:2008/12/13(土) 00 52 04 大年寺三郎太 ○>朝倉涼子>バリグザー=しんじ:攻撃速度の差で勝ち ×>川島清志郎 :包丁捌きうまくても格闘経験の差で負け ×>ゼブラヘッド>覇王院我王:普通に強い奴には勝てまい 大年寺三郎太>朝倉涼子>バリグザー 224 :格無しさん:2008/12/13(土) 07 02 49 219 川島は素早さ速くないし、大年寺は防御力高いから400kgの巨体一撃で真っ二つにするほうが強い希ガス。 225 :格無しさん:2008/12/13(土) 07 11 23 スタミナも大年寺の方があるしな。 226 :格無しさん:2008/12/13(土) 07 43 35 wiki編集完了。 大年寺は川島の上か?
https://w.atwiki.jp/blackinui/pages/20.html
パート14設定メモ 思いついた設定、ネタを忘れないように覚え書きしておくためのスペースw(ぉ なんか色々考えてたらハルヒ話がメインになりそうな気がしてきたw ハルヒ=レナ ・・・自分が欲しいもの何でもゲットの方向でw 配役:ジョニー キョン=沙都子 ・・・つっこみ担当(ぇ・・・あと主役に引っ張りまわされる役w 配役:ヴラックイヌイサン 長門=魅音 ・・・超奇的能力と園崎の力を合わせ持つっとw 配役:マミー 古泉=圭一 ・・・転校生でまとめてみるwあと小泉+圭一でとんでもない口先の魔術師ぶりが期待できる悪寒w 配役:ジェイ→口先~、またはロビ○マスク→古泉の所属する『組織』を牛丼愛好会に置き換え可能。 みくる=梨花ちゃん ・・・マスコットキャラ的位置づけ 配役:店員ズの誰か→羽入にも対応可能? 朝倉涼子=詩音 ・・・とりあえずw長門のバックアップ的意味と双子的意味を合わせてみるwあくまで意味だけね。 配役:スリーナイン ってか、むしろ敵役はほとんどスリーナインでw(ぇ キョン妹=悟史 ・・・丁度、キョンと沙都子が組み合わさってるので兄弟も合わせてみるw(ぇ 配役: 他挙がってないキャラ ハルヒ: 鶴屋さん、喜緑江美里、森さん、新川さん、谷口、国木田、シャミセン、コンピ研部長、多丸兄弟、生徒会長 一応11人・・・w ひぐらし: 羽入、鷹野さん、富竹、大石、入江、葛西、茜さん、鉄平、リナ、小此木、赤坂 ここまででってか、立ち絵ありキャラだけで11人かwこうして数えると多いなw
https://w.atwiki.jp/niko2/pages/318.html
E缶 うどんげに支給され、萃香の手に渡った ロックマンでおなじみの体力回復アイテム。重傷でも健康体にしてくれる驚異的アイテム。 しかし、肉体的欠損まで再生することは出来ない。最後までとっておきたい一品。 アイテム2号のチップ 千早に支給され、サトシの手に渡った ロックマン2に登場する特殊武器。使用すると台のようなものが出現し、空中をマッハ5の速度で移動可能になる。(速度は制限される可能性あり) 消える足場の地帯もらくちんで進むことができる。チップなのでロボットキャラか、チップを使える武器が無いと使用不能だが ロックバスターじゃなくてもOK。 メタルブレードのチップ 友人に支給された ロックマン2の有名武器。威力優秀攻撃そこそこ範囲十分。チップなのは某漫画の影響。 チップなのでロボットキャラか、チップを使える武器が無いと使用不能だが、ロックバスターじゃなくてもOK。 リーフシールド 朝倉涼子に支給され、ピッピの手に渡った ロックマン2に登場する特殊武器。これがあればエアーマンも楽に倒せるらしい。 こっちはチップの形式をとっていないため(推定するにCD-Rのような形か) わざマシンの要領でロボット以外でも使用することが可能 ロールバスター 千早に支給され、現在はティアナが所持している 腕に装備することによって光の銃弾を弾き出すことができる 正確な出典はロールちゃんはエアーマンが倒せないか
https://w.atwiki.jp/haruhi_vip2/pages/1088.html
第七章 「で、何でここにいる?」 一人と一匹に問いかけた。 「入れてもらった。大丈夫。情報操作でこの部屋は防音室。」 「いや、そうじゃなくてさ……」 「彼女は私を連れて帰ってくれたのだ。感謝したまえ。」 そういえば、また忘れてたな。 「ハルヒ。簡単に説明………ってあれ?」 ハルヒはのびていた。 「これまた好都合。」 全然、好都合じゃない。 「要件は?」 「答えは出た?」 「俺は帰らないつもりだ。」 「やはりな。」 何でお前まで知っている。 「それは、キミと一緒に話を聞いたからだ。」 つまり、お前は俺が取り憑いた時の事を覚えていると。 「無論そうだ。」 「古泉一樹もあなたがそう答えると予測した。朝比奈みくるは、逆の予測を立てた。」 「そうか。それを言いに来たのか?」 「違う。もっと大切な事。」 何だ。言ってみろ。 「お腹が空いたのだが。」 下行って妹に餌でもねだれ。 「ここは、あなたが想像する改変世界ではない。」 どういう意味だ? 「正確に言うと、朝倉涼子が創った情報制御空間。時空間を改変してはいない。 彼女は、あなただけをこのオリジナルに似せたこの空間に閉じ込めたと思われる。」 そんな事出来るのか? 「涼宮ハルヒの力を少し使えば可能。」 しかしあいつは、メモリ不足だって言ってたのだが。 「無いなら作れば良い。少量のメモリの増強は簡単。 それに、彼女が消える直前、自分の能力を多少捨てれば尚更の事。 他にも数種類の方法があると思われる。 わたしはあなたの話を聞いた後、色々と調べていた。 すると奇妙な事に、時空震の痕跡が見つからなかった。 朝比奈みくるに問い合わせても、やはり見つからない。」 そういう風に改変したとかは? 「その可能性があったので、ある実験を試みた。」 何だ、それは。 「実際に過去に遡れるかどうか。 朝比奈みくるの力と、あなたが前に使った緊急回帰プログラムを古泉一樹に使用した。」 結果は? 「成功。約1日以上遡れなかった。」 それが何を示唆するのか分からないのだが。 「この世界が改変されたのなら過去はある。しかし、この世界は過去が無い。 だから遡れない。 何故なら、この世界は昨日創られたから。」 「つまり、朝倉涼子君が創ったこの空間は過去が無い。そう言いたいのだな?」 ししゃもをくわえたシャミセンが横にいた。 「今日の夕食はししゃもだそうだ。キミの妹が言っていた。」 「そう。」 「シャミ。まさかお前妹に話しかけたのか?」 「いいや、キミが前に指導した通り、みゃーで済ませた。」 「そうか、悪いな。有難う。長門もな。」 「いい。」 そう言って長門は立ち上がる。 「気が変わったらまた。」 あぁ、何にせよまた会いに行くからな。 「出来れば、あなたには戻って欲しい。 涼宮ハルヒから進化の可能性を見つけたい。 また図書館にも行きたい。」 長門……… 「それじゃあ。」 「待て。ハルヒに話さなくていいのか?」 「………やっぱり今はまだいい。」 長門は帰って行った。 「キミは謝らなくてはならない。」 誰にだよ。 「元の世界の仲間達だ。」 元の世界? 「元の世界の仲間は、この世界と違い、キミの為に働いた。自分の使命に背いてまで。 そして、元の世界のキミの彼女が、キミの帰りを一番待っている筈だ。」 ハルヒが俺を待っている。 「私に宿る仲間も言っている。キミは戻るべきだ。そして、仲間に感謝しろと。」 宿る仲間? 「珪素がどうだとか言ってたな。」 阪中の犬のあれか。 「とにかく、もう一度考えろ。」 「有難うシャミ。」 「礼には及ばない。それより、これを取って欲しい。苦しくてたまらない。」 長門の付けたバイリンガルを煙たそうに引っ掻く。 「いいのか?もう話せないぞ。」 「構わない。」 「そうか。本当に有難うな。元の世界に帰ったら、高級キャットフードをやろう。」 「私には関係ない話だ。」 「そうか。横のボタンを押せ。」 「ここか?」 シャミセンがボタンを押すと、バイリンガルが取れた。 「みゃー。」 シャミセンは下に降りて行った。 さて、生理的なもので、俺も眠くなる。 ハルヒはそのまま熟睡して、いびきをかいていた。 このままこの世界にいると迷惑かけるな… ふと、家族や仲間達の顔を思い出す。元の世界の人々はどうしているだろう。 長門が上手くまとめているといいんだが。 無性に恋しくなる。 しかし………「この」ハルヒをどうする。 ふと、雪山で遭難した時に古泉が言った言葉を思い出す。 「僕が恐れているのは、これが消去プログラムではないかということです。」 「僕たちがコピーされ、シミュレーションによって存在させられているのだとしたら、 わざわざこの異空間から出ていく必要はありません。 オリジナルが現実にいるのであればそれで充分ですからね」 「………さて、ここで変化のない満ち足りた人生を歩むのと、 いっそのことデリートされてしまうのと、あなたはどちらがいいと思いますか?」 前は、俺まで消えてしまうかもしれないという異世界だった。 今度は、俺だけがオリジナルの世界の住民で、この世界の奴らはコピーの住民だ。 消せるか?「この」ハルヒを。 どうするよ俺? 「現実をみろ。」 現実?何処だよ。それは。 「元の世界だろ?長門が連れて行ってくれるさ。」 長門が信用出来るか?この世界の長門は、俺達を殺すきっかけを作ったんだぜ? 「今のお前に何の価値がある。死人に口無しだ。既にお前は利用価値は皆無だ。それに、何故この空間があると思う。」 知るか。そんなもん。 「おいおい、しらを切っても無駄だぞ。なんせ、俺はお前だ。お前の事なら全部分かる。」 あぁ、そうだとも。此処は俺の牢獄だ。 なんかムシャクシャする。 自分自身にこんな形で腹を立てるなんて滑稽極まりない話だ。 「どうせ、失う物なんて無いんだろ?この世界はお前の桃源郷じゃないんだ。」 「ハルヒと誓ったんじゃないのか。やる事があるはずだぞ。」 「足掻けよ。ウジ虫。」 「もう昼か。」 時計を見てハッとした。 ハルヒはまだ眠っていた。そろそろ起こすか。 「起きろハルヒ。もう昼だ。」 「ん、あと4年……」 そんなに眠っていては困るので、俺の自慢の歌で起きていただこう。 「おおーおきろー♪おきろおきろおきtッ……おきろー♪」 「うるさーい!!」 「昼だ。起きろ。」 「んー?もうそんな時間?たしか昨日は………」 あ、まずい…… 「キョン。有希と何があったの?正直に話しなさい。」 ハルヒは引きつった笑みを浮かべる。このままでは、俺は至上の苦しみを味わうだろう。 長門は宇宙人だと言って通じるわけないし、言い訳、何か良い言い訳はないのか!? 「えーと、長門は元々霊感の強い家系の生まれなんだ。だから、最後に何か話そうと思って………」 「ふーん。有希だったらありそうね。 ところであんたの猫、喋ってなかった? いいえ、喋ってたはずだわ。これは調べる価値があるようね。」 ハルヒは一目散に駆け出して行った。 「やれやれ。」 1時間程経っただろうか。ハルヒは不満そうな表情で帰ってきた。 「どうだった?」 「ダメね。うんともすんとも言わないわ。」 「だろうな。」 内心ほっとした。 「いいわ!!行くわよキョン。みんなに最後の挨拶しなきゃ。」 「あぁ。」 「どうしたの?元気ないわね。」 「………いや、何でもないさ。行こう。」 外に出る。今日はいい天気だ。雲一つ無い。 「ほら。」 何だ。 「手。繋いであげる。」 「ありがとう。ハルヒ。」 「ふん、どういたしまして。」 俺達は学校へ歩む。 太陽は俺を嘲笑うかの如く照りつけ、俺の心に陰を作る。 忌々しいが、どこか温かいかけがえのない存在者。 それはまるで、現在俺の横で鼻歌混じりで歩いている奴みたいだ。 「着いたわ。」 真っ先に部室棟へ向かう。 「待ってた。二人共。」 「有希!!」 ハルヒは長門に飛びつくが、虚しく体をすり抜ける。 「そっか……死んでるんだった。あたし。」 「朝比奈さんと古泉は?」 「もう直ぐ来る。その前にこれに入って。」 長門の指した先、二体の人形があった。 「これって……」 あぁどう見ても俺とハルヒそっくりだ。 瓜二つと言っても過言ではない。 「入って。」 ハルヒは混乱状態だったので無理矢理押し込んだ。 俺ももう一体の方に入る。 「え……あたし、生き返った!?」 人形に入ったハルヒが喋り出す。 「通常の有機生命体と同じ作り。内臓等の器官もほぼ100%一緒。」 そんな事いいから服くれ。今頃素っ裸な事に気付いた。 「あたしはみくるちゃんのでいいわ。」 「俺のは?」 「無い。」 「どうも。おや………これは。」 スマイルがにやけに変わった古泉がそこにいた。 よう、古泉。悪いが服くれ。 「僕はこのままが興奮しますがね。残念ですよ。本当に。」 と言いながらジャージを俺に手渡した。 「こんにちは、長キャー!!」 しまった。遅かったか。急いでジャージを着る。 「では、始める。」 「待て。お前らは、消えて良いのか?」 「愚問ですね。僕は世界の味方です。偽りの世界ではなく、本来在るべき世界のね。 あなたがこのままこの世界の住人を希望するなら、力ずくで押し返してあげますよ。」 「わたしは、キョン君と涼宮さんが幸せになる未来が見てみたいな。」 「わたしもあなたが生存した世界を望む。わたしのために。」 みんな、すまない。俺は、お前らの希望する世界を創る。絶対お前らの期待を無駄にしない。 どんな困難も乗り越える。2人……いや、SOS団全員で。 「そちらの僕達に言って下さい。」 「大切な仲間を。」 「裏切るな。」 あぁ、伝えとく。 「ハルヒ。悪いがお別れだ。」 「いやよ。」 銀色の斬撃が走る。 俺は、間一髪逃れる。 「いやよ。ずっとキョンと一緒なんだから。」 どこから出したのだろう。ハルヒの手には、ナイフが握られていた。 「キョンはあたしだけのものよ。だれにもわたさない。」 これが俗に言うヤンデレというやつか。よくは、知らんが非常に怖い。 「猿芝居は止して欲しい。わたしの目は誤魔化せない。」 長門の一言に、ハルヒの手が止まる。 「あら、またバレちゃった。 いかにもあたし、いや、わたしは、涼宮ハルヒでありながら、朝倉涼子でもあるわ。」 どういう事だ。 「まず、朝倉涼子の能力を使い、情報制御空間を造る。 そして、涼宮ハルヒの能力を使い、空間内部を現実そっくりに構築したわ。 その時、涼宮ハルヒと朝倉涼子を同化させれば良い。 そしてこの空間が生まれたの。分かってくれたかな? それにしても、あなた達がわたしの予測通りに行動しなかったのは、誤算ね。 まだ力が上手く制御出来ないみたい。」 ハルヒの容姿をした朝倉涼子は微笑んでいた。 くそったれ。俺はこんな奴と2日間連んでいたのか。吐き気がする。 「……わたしは、あなたにここに居て欲しいの。」 またハルヒの起こす情報爆発とやらを観測する為か? 「今のわたしは情報統合思念体から外れ、一個人として動いてるの。もうそんな必要は既にないわ。」 「なら、何故こんな事をした。」 「あなたを守るためよ。」 「意味分かんねぇよ。守る?殺すとの間違えじゃないのか?」 「先にこれを見てもらおうかしら。」 部屋が一気に暗くなり、壁や床に映像が映る。 そこに映るのは、平和な日常。俺がいる。 「これはあなたが生存した場合の未来。」 映像はだんだんとスピードをあげ、早送り状態となる。 途中から少しずつゆっくりとなる。 「ふえぇぇぇ!?」 「朝比奈さん。見てはいけません。」 古泉が朝比奈さんの目を塞ぐ。 「こりゃあ……なんと………まぁ。」 グロ表現たっぷりの映像だった。俺も見るべきではなかっただろう。 風貌から見て、数年後。ハルヒは暴走する。 俺や宇宙人、未来人、機関の人々が止めに入るが俺は死に、全て無駄に終わる。 正気に戻ったハルヒだが、自分の行いに苦悩し、発狂。 再度暴走を始め、世界中の人々を巻き込む。その後、誰か知らない野郎にハルヒは殺される。 世界は改変され、俺達は蘇る。だけどそこにハルヒはいない。 世界は改変され、俺達は蘇る。だけどそこにハルヒはいない。 「これはわたしの計算が導き出した未来。」 「冗談だろ?」 「情報統合思念体も同じ考えのはずよ。」 もしや、今まで長門の親玉が黙ってたのは…… 「彼女が確実に起こす情報爆発を待ち望んでいるからよ。 あなたを殺すつもりは無かった。長門さんが助けに来る事や、わたしが消される事くらい分かってた。 それでも、あなたにはこんな未来を歩んで欲しくない。 対有機生命体コンタクト用ヒューマノイドインターフェースじゃなく、 あなたを想う『人』としての希望なの。」 「それでも俺は帰る。」 俺は、約束したんだ。こいつらと元の世界のハルヒに絶対帰ってやるって。 「ダメ、絶対。後悔するのはあなたよ?この世界で安穏と暮らした方が良いんじゃない?」 「ハルヒがいないこの世界で俺に何が出来る?止めるならお前をぶっ飛ばす。」 「……そう。分かっているの?今のわたしに勝てる人はいない。例え倒しても、同じ方法で再生するだけよ。」 「「長門さん!!」」 朝比奈さんと古泉が叫ぶ。 「僕達に任せて行って下さい。」 「ここは、わたし達が死守します。」 「無理。この空間はただの情報制御空間ではなく、空間の隙間に強力なファイアーウォールが張ってある。 これを破るには、涼宮ハルヒの能力が必要。しかし、彼女が抵抗する今、それは不可能。」 2人からは諦めの表情が見える万事休すか。 その時、俺の頭のどこかがプッツンと逝ってしまった。 なんで俺がこいつ等に人生を制限されねばならん。 確かにハチャメチャな人生も良い。良いがそれは人間の基本的な倫理観においての話。 自分の今後の生活を脅かし、死亡時期まで決められちゃ困る。うざい。非常にうざい。 とりあえず、目の前の朝倉が一番邪魔だ。 「どけぇぇぇぇ!!!」精一杯のパンチをお見舞いした。 朝倉は一瞬怯むが、すぐ体制を整え、俺の首を絞める。 「女性に手をあげるなんて最低じゃない?」 苦しい。呼吸が出来ない。俺は朝倉を睨む。 「残念ね。いっそのこと、今すぐ楽にしてあげるからね。」 機械のように笑っている。顔はハルヒだが、こんな表情はしない。 急に力が緩み、解放される。俺の顔に血潮がかかる よく見ると、朝倉の手が切断されている。 グロい。血が脈打つように吹き出てる。 「わたし達が守る。」 その瞬間、長門が俺の目の前に青白い半透明の膜を張る。 膜はちょうど部室を2等分し、片方に俺1人の状態。 「よく聞いて。」 朝倉の相手をしながら長門は話す。 「あなたに会えて良かった。あなたはわたしに任せる。あなたは、彼女を守って。」 「何言ってるんだ?」 「さようなら。」 「待て長門!!」 「流体結合情報凍結。」 終章へ
https://w.atwiki.jp/haruhi_best/pages/30.html
涼宮ハルヒのSS 厳選名作集 長編 ループ・タイム 「ねえ、キョン、学校生活において、もっとも重要なスーパーイベントって、なんだと思う?」 授業中、ハルヒがシャーペンで俺の背中をブスブスとつつきながら話しかけてきた。 「もし当たったら、何でも言うこと聞いたげるわよっ!ホラ、答えなさい!!」 「ハルヒ、確実に当ててやるから、前払いで言うことを聞いてくれ。シャーペンで突っつくな」 「あら、あたしが言うことを聞くっていったのは、ベッドでの話よっ。緊縛プレイだっけ、キョンがやりたがっていたのって?」 言ってねえよ、そんなこと!! うう、クラス中から突き刺さる視線が痛い。睨むな、谷口。笑うな、国木田。特に、涙を堪えるように、悲しげに俺を見つめる朝倉涼子の視線が、心の柔らかい部分を突き刺してくる。 やれやれ、お前が何を言いたいのかは分かってるさ、ハルヒ。およそ一年前からお見通しだ。 ちょうど、俺もそのことで頭を悩ましていたところなんだよ。 「わかんない?だったら教えてあげるわっ!キョン、それは――」 「……文化祭だろ」 「大正解っ!!キョン、もっと気合入れなさいっ!あたしたちSOS団は、すっごいのぶちかましてやるんだからっ!!」 ハルヒは、ソーラーカーがあれば時速160キロですっとんでいきそうなほどに、眩しく輝く笑みを浮かべて宣言した。 俺は、深い深い溜息をつく。垂直に立てれば火星にだって届きそうだ。 まあ、何とか頑張るさ。ハルヒを楽しませ、退屈させないのはSOS団長の務めだからな。 と、ハルヒが急にまじめな顔をした。 どうした、ハルヒ? 「……亀甲縛りって、どうやるのかしら?」 いい加減、緊縛プレイから頭を切り替えろ! 『ループ・タイム――涼宮ハルヒの溜息――』 夏合宿で行った孤島での殺人事件と推理ショー、花火大会にプールに虫取り、夏祭りなど、これでもか、いうほどにイベント山盛りの夏休みが終わる。 さらに、ハルヒ、長門、朝倉を筆頭としてSOS団メンバーが遺憾なくその身体能力を発揮し、大活躍した体育祭も終わった。 そして、ハルヒが言うところの、学生生活、最大のスーパーイベントである、文化祭がやってくる。 といっても、俺と長門にとっては二回目の文化祭だ。ハルヒの超自然的パワーのせいで、俺たちは同じ一年を繰り返しているためだ。 ハルヒの起こした時間ループの原因は、一体何なのか?その鍵は、一向に見つかっていない。 ともあれ、ハルヒがやり残したことが分からないために、俺と長門は、少なくとも去年のイベントは、余さず実行しようと誓ったわけだ。 そういうことで、俺たちSOS団は、決められたイベントを忠実に実行し続けている。 さて。 その文化祭であるが……どうしたもんかね? 『映画の製作』 やはりそれか、長門。 『それが妥当と思われる』 まあ、予想はしてたがな。なんたって、ハルヒが去年、映画をとりたがってたんだから。今年も映画は撮るべきだろう。 『……だが監督は私』 意味ねえだろ!お前が映画を撮りたがってどうするんだ。 『問題ない』 ハルヒが監督をやりたがったらどうするんだ?あいつ、絶対に、「監督はあたしよっ」とか言い出すぞ。 『……私に秘策がある』 なんだ?その秘策って。 『言えない。……秘策だから』 電話が切れた。 「映画の製作を行う」 コンピ研の部室を乗っ取り、あまつさえ文芸部室とコンピ研の間にある壁を工事でぶち抜いて広げ、コンピ研部員たちを、物置と化していた教室に追いやったことで広くなったSOS団の部室である。 文化祭に向けて、俺は『第一回SOS団文化祭企画会議』を招集していた。 いつものように、おのおのコスプレに身をかためた女性陣と、変わらぬ制服姿の古泉と俺が、一様に神妙な顔で巫女さん衣装を着た長門の宣託を聞く。 エアーズロックのごとく揺ぎ無い長門の言葉に、一同反論も出ようはずもない。 団長である俺もしかりだ。完璧にリーダーシップをとる長門の前では言葉もない。 ……長門、もしかして、SOS団団長の椅子を狙っているのか? いつでも譲るから、欲しくなったら即言ってくれ。 「自主制作映画ですか……なるほど」 いつものように、わかったような面で古泉が頷く。一体なにがなるほどなんだ?一度じっくり聞いてみたい気もする。 「ふうん、映画ね……いいじゃないっ、あたしはもちろん――」 バン ――と長門が机に分厚い冊子を置き、バニーガールに扮したハルヒの言葉を断ち切った。 「脚本」 手回しがいいな、長門。人数分がコピーされて、冊子の形でホッチキスでとめてある。団員たちは脚本をそれぞれ手に取った。俺も一冊をメイド姿の朝倉涼子から受け取り、パラ、とページをめくる。 「…………」 はっきりと言おう。俺は頭を抱えたね。 表紙をめくって、最初に目に飛び込んできたページには、こう書いてあった。 製作著作…SOS団 総指揮/総監督/脚本/演出/撮影…長門有希 主演女優…長門有希 主演男優…キョン 助演男優…古泉一樹 脇役…朝比奈みくる 監督どころじゃねぇ!!ほとんどが長門じゃねえか。 主演女優…長門有希、脇役…朝比奈みくるってのは、主演女優を朝比奈さんに取られ、脇役に甘んじた去年の復讐か?一年間、仕返しの機会を伺っていたとは……。 いや、大事なのはそこじゃない。それよりなにより……。 ♪ ジャーンジャンジャジャン ジャンジャジャン ジャンジャジャン ♪ 宇宙一凶悪な剣士、ダース・ベイダー卿のおなじみのテーマが部室に流れる。古泉の「機関」連絡用携帯の着信メロディーだ。 「アルバイトが入りました」 電話を取った古泉が、うっかりエアロックをあけてしまって、真空中に放り出される宇宙船の乗組員のように、猛烈な勢いですっ飛んでいった。 超巨大閉鎖空間が誕生したことはまちがいないな。お疲れさん。 俺は、おそるおそる、ちらりとバニーガールの方を見てみる。 ハルヒからは、親友の地球人を凶悪な宇宙人にばらばらにされた戦闘民族のような、巨大な怒りのオーラが放たれていた。 露出の激しいバニーさんは、ポンペイを灰で埋めたベスビオス火山のように、こみ上げる怒りで体をぶるぶると震わせている。 その横では、やはり自分の名前をキャストの中に発見できなかった、部室専属のメイド朝倉涼子が、グランド・キャニオンに突き落とされたように、がっくりと落ち込んでいる。 やばい、朝倉の瞳が潤んで、今にも大粒の涙の雨が降りそうだ。 「こら、長門!ハルヒと朝倉の名前がないってのは、どういうことだ!?ちゃんと説明しろ!!」 巫女さん衣装の長門は、俺のセリフには無言のまま、つと立ち上がると、とことことハルヒと朝倉の所まで行き、ごにょごにょと何ごとかを囁いた。 途切れ途切れに、「……目立つ」とか、「……サプライズ」といった言葉が聞こえる。 すると、ゲージのてっぺんにまで上りつめて、そろそろ溢れそうになっていたハルヒの怒りは次第におさまっていった。 絶望のどん底からレスキューのヘリで救出されるように、朝倉の落ち込んでいた気分も回復していく。 「なるほどね……ま、じゃあ仕方ないわね!有希、キョン、映画は任せるわっ!あたしと涼子は、他にやることがあるからっ!!」 ハルヒが満面に、とびきりの笑みをたたえて言った。 「うん、クラスの方もあるけど……何とかやりくりしてみる」 朝倉もにっこりと笑顔をうかべて頷く。 うーむ、すごいな。長門、どんな魔法の言葉を使ったんだ? 「それは秘密」 さて、朝倉が「クラスの方」といったのは、もちろんのことだが、俺とハルヒ、朝倉が所属するクラスの出しもののことである。 ちなみに去年は、誰一人リーダーシップを発揮せず、何の案も出されず、担任岡部の苦肉の策、アンケート調査といういかにもヤル気が感じられないものに落ち着いたが、今回はそうはなるまい。 SOS団が誇る生粋の美人委員長、朝倉涼子が率先して仕事を行っているからだ。 現在、ホームルームで、文化祭でなにをやりたいか、提案と投票が行われている。 「はーい、喫茶店、やりたいのね」 「えっと、阪中さんの提案ね……喫茶店と。他には、なにかあるかしら?」 教壇に立っている朝倉涼子は、黒板に「喫茶店」ときれいな字で書いた。朝倉なら、SOS団の書記も任せられそうだな。? 「決めたわっ!」 ハルヒがルビコンの渡河を決断したカエサルのような面持ちで、決然と立ち上がる。いや、これから決めるんだよ、アホ。 「バニー喫茶よっ!女の子は全員、バニーの格好でウエイトレスやるの!」 おおおお、と男子がどよめく。これまた、男子の煩悩を刺激する企画だな……。 「え、えと、バニーガール喫茶ね……」 朝倉が顔を赤らめながら黒板に書いた。 「うおお、それでいいぜ、決定だー!」 吼えるな、谷口。谷口だけじゃない、男子一同、目がウサギを狩るハイエナのようにぎらぎらと燃え立っている。 ……だがな、俺はちょっとハルヒと付き合いが長いせいで、お前たちより、もう少し勘が働くんだよ。 「ハルヒ、女子はバニーとして、男子はどんな格好をするんだ?言ってみてくれ」 「決まってるじゃない、男子もバニーよ!バニー喫茶なんだからっ!」 やはりな。 ええええ、と男子がどよめく。お前ら、世の中はそんなに甘く出来てないんだよ。 結局、バニー喫茶に投票したのは、ハルヒと谷口の二人だけだった。 谷口、その執念だけは尊敬したい。 ……というわけで、我らがクラスの出し物は、喫茶店で決定した。 そういえば、長門のクラスは何をやるんだ?また占いか? 『そう』 ふうむ。あの魔法使い衣装か。 『違う。今回は、巫女の衣装を着て、御神籤を引かせる』 ああ、そっちの方が占いらしい雰囲気がある。なんというか、前回のは、ありゃ予言だったからな。 ……あー、あと、もうひとつ。頼みたいことがあるんだ。 『なに?』 ENOZのことだ。ハルヒもクラスの喫茶店に参加するから、去年みたいにENOZのライブに飛び入りは難しいと思うんだ。 ハルヒが教室でウエイトレスをやってたら、生徒会やENOZの面々に会わないだろ。 なんとか、ENOZがオリジナルメンバーで演奏できるようにしてやれないか? 『可能。一時的に肉体損傷の修正プログラムを注入する』 頼んだぜ、長門。 電話を切る。 そのとき、ふと思った。 ハルヒの演奏姿が見られないのは、少し、残念だな。 あんときのハルヒは、すごくかっこよかったから。 映画の撮影が始まった。 休日の学校でロケを行うために、俺と朝比奈さん、古泉、そして総監督にして主演女優、長門有希は、SOS団部室に集合した。 「今日はアクション・シーンの撮影を行う」 そう長門は言った後、おもむろに高速で呪文を唱えだした。おい、ハルヒがいないからって、いきなりそれか。 閉鎖空間に入ったときのように、奇妙な感覚が、一瞬、体を通り過ぎる。 「この空間を情報制御下においた。これで、私たち以外は立ち入り出来ない。撮影に専念することが可能」 俺は長門の呪文も、空間の情報操作も見慣れているが、古泉と朝比奈さんはぽっかりと口をあけて唖然としている。 そういえば、このループではカマドウマ事件がなかったからな。長門の超能力を見る機会はそうなかったはずだ。 ……………… 「小道具」 続いて長門が持ってきたダンボール箱にはいっていたのは、大量のモデルガンだった。ためしに一つを取り上げて持ってみると、重量感があって、手にずっしりと来る。 すごいな、まるで本物みたいだ……。 「ふあ、すごいですぅ……ここが引き金ですか?……えいっ」 パンッ 乾いた音とともに、朝比奈さんが反動で吹っ飛んで尻餅をついた。 「ふえぇ……なな、なんですかこれぇ……なんなんですかぁ……」 朝比奈さんはおびえたハムスターのように、ふるふると震えて泣き出してしまった。 おそるおそる見ると、壁には、まごうことなき弾痕が…… 「それは本物」 うぉい、長門おーっ!!!なにやってんの!! 「リアルな映像を追求したい」 ふざけんな、こんなの喰らったら死ぬぞ。お前は平気でも、俺たち地球の有機生命体は間違いなく死ぬぞっ!! 「大丈夫、安全。あなたたちの痛覚を遮断し、瞬間的に肉体損傷を回復するプログラムを注入すれば、痛みは感じないし、死ぬこともない」 それって、痛くないし、すぐに治るから死なないけど、弾を食らって怪我はするってことだよな。 長門、はっきり言って、朝比奈さんも古泉も全力でひいてるぞ。 俺は朝比奈さんの横に屈みこむ。朝比奈さん、大丈夫ですか? 「ぐすっ……腰が抜けて……立てませぇん……」 もしや、今のSOS団でもっとも危険な人物って、長門なんじゃないのか? ……………… 銃撃戦とカンフーシーンの撮影がすべて終了するころには、夕方になっていた。 長門さん、あなたがカンフーシーンで回し蹴りを放つたびに、スカートの中がばっちり映るように思うんですが、それは仕様ですか? 学校は、度重なる銃撃シーンのせいで、いたるところが弾痕だらけとなって、膨大な数の窓ガラスが割れている。だが、それも長門の高速呪文による再構成で、あっという間に元通りとなった。 やれやれ。疲れた……カンフーで古泉と戦ったせいで、体中が筋肉痛になりそうだ。 帰り道に、俺がそう言うと、長門が俺の顔を覗き込んだ。 「大丈夫?」 長門は、俺に近寄ると、背伸びをして、いきなりほっぺたに軽くキスをした。 わ、な、なんだ、長門?ひょっとして、筋肉痛を回避するプログラムの注入か? 「……おまじない」 注視していないとわからないぐらい微かに顔を赤らめて、小走りで去っていく長門を、俺はぼんやり見つめていた。 ……………… 翌日、強烈な筋肉痛が俺の体を襲った。 激しい戦闘シーンの撮影は終わり、長門と俺の会話や、古泉の登場シーンなどの撮影をこなしていたある日、撮影現場にひょっこり朝倉涼子が顔を出した。 「撮影、お疲れ様。キョンくん、ちょっといい?」 どうした、朝倉?そういえば、ハルヒとお前の方は、いったい何をやってるんだ? 「ふふ、まだ秘密。そのうち分かるから……ねえ、今夜、ちょっとうちに来てくれない?喫茶店で出すメニューの試作をしてみたから、食べて欲しいの」 ああ、クラスの出し物があったな。分かった、じゃあ、一緒に帰るか。 「うん、じゃあ、また撮影が終わったころに来るね」 朝倉涼子は、そういって引っ込んでいった。 ……………… 帰り道、朝倉はなんだか落ち着かないみたいだった。顔をほのかに赤くして、下ばかり見ている。 時々、顔を上げて、何か言いたそうにするのだが、俺と目が合うと、あわててまた下を向く。 結局、マンションに着くまで、朝倉は一言も喋らなかった。 ……………… 「これ、喫茶店のメニューなの。コーヒーと、お紅茶。あと、サンドイッチ。本当は、ケーキにしたかったんだけど……」 いや、うまいぞ。十分うまい。すごいうまい。 夕食前で、臨界点まで腹が減っていた俺は、思わず朝倉手製のサンドイッチを貪り、紅茶とコーヒーを胃に流し込む。 「そお、良かった……キョンくん、ちょっと待っててくれる?その……、私、ちょっとシャワー浴びて、着替えてくるから」 朝倉は立ち上がると、少し頬を染めて部屋を出て行った。すっとドアの向こうにきえる白い靴下が、なんだかまぶしくて、俺は妙にどきどきしてしまった。 いかんいかん、素数を数えろ、冷静になれ。 59まで数えて心を落ち着けていたとき、朝倉のベッドの脇においてあるシンプルな写真立てが目に入った。 夏休みにおきた、合宿での孤島殺人事件、そのときの写真だ。 たしか、古泉のお仲間、メイドの森さんが撮ってくれたんだな。 俺の腕を取って、笑顔が満開のハルヒ。ふわふわとほほえむ朝比奈さん。 例の如才ないハンサムスマイルを浮かべる古泉。特に表情を作らない長門も、なんだか楽しそうに見える。 片手をハルヒに掴まれ、その上、妹に後ろから抱きつかれて、困惑している俺。 そして―― 朝倉涼子が居た。 白いワンピースを着て、横を見ながら少し困ったように微笑んでいる。隣の俺が、妹に飛びつかれた拍子に、朝倉に体を寄せているからか。 ……そういえば、この頃からだろうか、朝倉が髪形をポニーテールにしなくなったのは。 あれ? 俺はふと思った。 同じ写真は、俺も持っている。だが、妹を背中から下ろして、森さんに撮り直してもらったやつだ。 そっちの写真では、朝倉はカメラを見てにっこりと笑っていたし、俺も朝倉にもたれかからず、ちゃんとまっすぐ立っていた。 なぜ、朝倉は、どう見ても失敗したほうの写真を飾っているのだろう? そう思うと、なぜか胸がちくりと痛んだ気がした。 ……………… 「キョンくん」 おわ、びっくりした。ドアから顔だけ出して、朝倉がこっちを見ていた。シャワーを浴びて、上気したような顔をしている。 まさか、下はバスタオル一枚なんて、そんなベタなことは断じてあるまいが……。 「あの……ちょっと恥ずかしいから、目をつぶっててくれないかな?」 まてまてまて朝倉っ――と言おうとして、朝倉がドアを開けたので、あわてて俺は目を固く閉じる。 ま、まさか、ホントにバスタオルだけとか……。 急激に頭に血が上った。やばい、自分の顔が真っ赤になるのが分かる。 「はい、いいよ。目、開けてみて」 俺は、恐る恐る目を開ける。 そこに居た朝倉は―― もちろんバスタオル一枚でも、一糸まとわぬ姿でもなかった。 「それ……喫茶店のウエイトレスの衣装か?ひょっとして」 朝倉は、顔を赤くして頷く。 「作ってみたの。今日は、これの感想も聞こうと思って……」 「…………」 はっきりと言おう。すごい、いい。正直、たまりません。 黒を基調とした上下に、白のエプロンにはレースで縁取りがされている。胸元には大きなリボン、頭にもレースの髪飾りをつけている。 「ちょ、ちょっと、スカート丈が短いかな、ってあたしは思うんだけど……」 朝倉涼子は、太腿が露になるのが恥ずかしそうに、ぎゅっ、ぎゅっ、とスカートの裾を下に引っ張る。 「いや、すごくいいぞ。似合ってる」 俺がそう言うと、朝倉は、赤い顔でにっこりと微笑んだ。 「よかった、気に入ってもらえて……ありがと、キョンくん」 いやいや、こちらこそ眼福です。 ……………… 朝倉は、とすん、と俺の側に座った。 触れるか触れないか、というぐらいに、俺の肩に寄りかかる。俯いて表情は見えないが、首筋がほのかに赤くなっているから、きっと顔を紅くしているのだろう。 なんとなく緊張して、俺はあわてて話題を探した。 「……あ、朝倉、そういえば、なんでポニーテールやめたんだ?」 朝倉は、ゆっくり顔を上げて俺の方を見る。その表情は、なんだか泣き出しそうなのを、無理に押し殺したような無表情で、指でつつくと、すぐにも壊れて涙が零れそうだった。 「……ほんとはね、気がついてるの。キョンくんと涼宮さんの間に入るなんて無理だって……」 いきなり、爆弾だ。 「ポニーにしてると、どうしても自分と涼宮さんを比べちゃうから……それが嫌だった。だから、前の髪型に戻したの」 むりやり作ったような笑顔を、朝倉は俺に向ける。 「でもね、諦めたわけじゃないよ?あなたと涼宮さんの間に割って入って、涼宮さんの居る場所に立とうとするのをやめただけ。……私は、反対側で、あなたと寄り添っていようって……思って……」 手、つないでいい?と聞く朝倉に、俺は黙って頷いた。 朝倉は、自分の指を俺の手に絡めて、しばらくじっと握っていたが、やがて、抱えたひざに額を寄せて俯くと、押し殺した声で静かに泣き始めた……。 「……遅かったじゃない」 俺が朝倉のマンションから帰って、自分の部屋に入ると、ベッドに寝転んでいたハルヒが、俺めがけて言葉を投げつけた。 ……ハルヒ、なんでここにいるんだ? 「あんたが居なかったから、妹ちゃんに言って待たせてもらったのよ。あんた、どこ行ってたの?」 ベッドから跳ね起きたハルヒが、俺に詰め寄る。 こういうとき、ハルヒに隠し事をしても無駄であることは、俺は経験上痛いほど分かっていた。 正直に朝倉との一件を話すと、ハルヒは、なんだか間違えて変なものを飲み込んだような、なんとも複雑な表情をして、ふぅん、と言った。 「分かった……誰が悪いわけでもないもの、何も言わないわよ」 なんだか、ハルヒが大人になったような気がする……一年前なら、縛り首にでもされてそうだが。 「でも、もう涼子のこと泣かしちゃ駄目よ、あの子、すっごくいい子なんだから……」 ふう、とハルヒは溜息をついた。やっぱりこいつも朝倉のことが好きなんだろう。 「……全力を尽くすよ」 「それに、あたしだって、キョンが居なくなったら泣いちゃうから。三日三晩ワンワン泣いて、涙を拭いて、新しい人生を歩き出すから」 あ、立ち直るんだ。 「嘘よ。とにかく、キョン、心に刻みなさいっ、あんたがいなくなるなんて、絶対に嫌だからっ!」 言い終わると、ハルヒは俺の首に手を回して、ゆっくりと口付けした。 「ん……ぷはっ」 ところで、ハルヒ、何しにきたんだ? ハルヒは、顔を真っ赤にさせて、嬉しそうに呟く。 「エッチ」 やれやれ。 ………………… 「キョン、すっごい気持ちよかった」 ……俺もだ。 俺の腕を枕にしていたハルヒは、布団を跳ね除けて起き上がる。 「第六ラウンド、行くわよっ!!」 全撮影日程が終了し、現在、長門の手によるCG処理と編集作業が行われている。 コンピ研とのゲーム対戦で見せた、長門の超高速タイピングを見るのは久しぶりだ。キーボードが壊れるんじゃないかというスピードで、長門はCG処理を施していく。 古泉と朝比奈さんは茫然自失して、目が点になっている。まあ、気持ちはわかるよ。 それにしても、さすがにコンピューターはお手の物だな。下手すると、本当にハリウッドから長門にスカウトがくるんじゃないか? 俺と古泉、朝比奈さんは、撮影が終わった時点でお役ごめんとなり、ぽかんと口をあけて長門の編集作業を見守るのみだった。 ちなみに、古泉が俺の撃った銃弾をすばやく避けたり、古泉が長門のまわし蹴りを食らったり、古泉が長門によって銃で撃ち抜かれたりするのは、すべて実写である。 ものの一日で、長門はCG製作及び編集作業を終えた。 やれやれ。あとは、文化祭を待つばかりだな。 で、文化祭、当日である。 俺とハルヒ、朝倉の三人は、午前中はクラスの喫茶店の仕事に追われていた。 ハルヒは俺のウエイター姿に爆笑し、ひーひー床を転げてた。おい、パンツ見えるぞ。あ、白だ。 こっちも笑ってやりたいが、残念ながら、ハルヒのウエイトレス姿は完璧に決まっていた。 朝倉と二人で立つと、それだけで神々しさに、この空間に光が満ちるようだ。 こりゃ、朝比奈さんところの焼きソバ喫茶のウエイトレスと、グッドデザイン賞を争うな。 谷口と国木田も、全てを忘れて二人をぽかんと見つめている。 ときおり、思い出したように、俺を恨めしそうにギロリと睨み、またデレデレと二人の美少女ウエイトレスに見入っている。 「お飲み物は、お紅茶ですか、コーヒーですか?」 首を傾げてオーダーをとる朝倉。実に可憐だ……。SOS団部室での朝倉のコスプレは、メイドからウエイトレスに変更して欲しい。 「ほら、サンドイッチよ、さっさと金をよこしなさいっ!!」 ハルヒ……黙っていれば完璧なんだが……。 「キョンよぉ……マジで羨ましいぜ……あの涼宮が恋人で、朝倉が専属のメイドだろ?ちくしょう、頼む、俺もSOS団とやらに入れてくれっ!」 「長門さんは巫女さんなんでしょ?ぜひ間近でみたいなぁ。キョン、僕の入団も、考えておいてよ」 やれやれ、谷口。国木田。 「なんだ?」「なに?」 「お前ら、仕事しろ」 ようやくシフトが終わり、俺たちSOS団のメンバーは、クラスの仕事から解放された。 「キョン、二大美女がいなくなったら、売り上げ、がた落ちだぜ」 と言った谷口が、怒り狂った女子達にボコボコにリンチされる間に、俺は制服に着替えて教室を出た。 ハルヒと朝倉は、シフトが終わったと思ったら、どっかに消えている。 さて、長門と古泉、朝比奈さんのところに顔を出して、体育館に行くか。 ENOZのライブがある。長門、ちゃんとオリジナルメンバーで公演できるようにしてくれたか? 「……引いて」 適当に棒を引くと、13番だ。やれやれ、いきなり縁起が良くない。 ちょこんとした巫女さん衣装に身を包んだ長門は、御神籤をとりに棚までいき、そこでしばらくごそごそやっていると、13番の御神籤を持ってきた。 長門が持ってきたのは、御神籤というか、普通の紙にたった一言、 『大吉』 とだけ書いてある。うーむ……この筆跡には覚えがあるんだが……。 「長門、書き直さなくてもいい。ホントはなんだったんだ?」 長門は、ばつが悪そうに、後ろ手に隠していた御神籤を差し出す。うむ、やはり大凶か。 『たすけはこず、まちびときたらず、たびはよせ、さがしものはなんですか』 この御神籤を作った奴、ふざけているとしか思えない。 「引きなおす?」 長門が俺の顔を覗き込む。 「なに、いいさ」 教室に持ち込まれた鉢植えの木の枝に大凶の結んで、なんとなくさっぱりして教室を出た。 古泉は、一年前と同じく、なんだかよく分からん劇のなんだかよくわからん役をやっていて、女子たちの憧れの視線を集めている。 古泉が俺に気付いたかは分からんが、軽く手を振って教室を出た。どうせENOZのライブで会えるだろ。 「あっれー、キョンくん!みくるならいないにょろよ?」 あれ、そうなんですか、鶴屋さん。 残念、朝比奈さんのウエイトレスのお姿を目に焼き付けようと思っていたのだが。 「まあ、あたしじゃ、みくるには敵わないけどねっ、どう、めがっさ似合ってると思わないかいっ!?」 ええ、それはもう。実に素晴らしいですよ、鶴屋さん。 「あっはははははは、ありがとっ!またSOS団にお邪魔するからねっ!!そんときはヨロシクッ!!」 体育館に着いたとき、演奏していたのはDMCもどきのバンドで、「SATUGAIせよ!SATUGAIせよ!」というフレーズが客の少ない体育館に響いていた。 確か、ENOZの出番は次だ。 やがて、DMCが人文字を作って退場し、ENOZメンバーが入ってくる。 一人……二人……三人……四人。 よかった、ちゃんとみんな揃っている。長門はきちんと仕事をしてくれたようだ。 ENOZのオリジナルメンバーの歌を聴くのは初めてだ。ハルヒがやったときも、曲と歌詞に感動した記憶がある。楽しみだ。 ………………… 一言で言うと、うん、すごく良かった。 やっぱり、なんだかんだ言って、四人の息がぴったり合っている。それに、みんなすごく楽しそうで、とてもリラックスしていた。MCでも冗談を飛ばし、観客を沸かせていた。 まあ、一年前、ハルヒがカチンコチンだったのは仕方ないさ。飛び入りだったんだからな。 観客たちは最高に盛り上がっていたが、はて、俺がいまいち乗り切れなかったのは、なんでだろう? ――などと考えるまでもない。一年前、ライブをやって、満足したような、でもどこか不満だったような、複雑なハルヒの顔を思い出していたからだ。 そして、今年は、そんな興奮を、ハルヒに経験させてやれなかったからだ。 ……来年は、SOS団でバンドでもやるか。 俺は心の底からそう思った。 ハルヒに思いっきり歌わせてやりたい。案外、それが原因でループになっているのかも知れないな。 『これで、体育館公演のプログラムを終了いたします……』 アナウンスが響く。やれやれ、これで今年の文化祭もお終いだ。 瞬間、体育館の照明が消えた。 真っ暗になった体育館に、観客たちの混乱したどよめきが響く。 どういうことだ、なにが起きた? そのとき、俺の頭の中で、いくつかの光景が高速でフラッシュ・バックした。 ハルヒに耳打ちする長門。頷くハルヒ。「サプライズ」というセリフ。ハルヒの満開の笑顔。 そこに、長門の持ち出したダンボール箱に入った大量の銃器の映像が割り込んだせいで、俺の背筋は凍りついた。 まさかとは思うが……体育館の占拠?立てこもり?銃撃戦?亡命? SOS団で独立国を作るために、ハルヒが武装して体育館の観客を人質に取ったとか? 『えー、テス・テス・テス』 そのハルヒの声が、体育館に響いた。 『あんたたち、この体育館は、私たちSOS団が占拠したわっ!!立ち上がって、後ろを向きなさいっ、いい、逆らったら死刑よっ!!』 ハルヒ、やめろ、やめてくれ、犯罪だけは洒落にならんぞ。 観客たちははなんのことやら飲み込めずに、ざわざわと後ろを向く。俺も後ろを振り返った。 スポットライトがあたり、体育館の後ろにステージが照らし出される。 おかしい、こんなステージなかったはずだ。 そして、ステージの真ん中に立っているのは……赤いコスチュームのバニーガールだ。マイクを握り締めて、緊張のあまりプルプルと小刻みに震えている。 『み、みなさんっ、これから、SOS団による、ゲゲゲリラ・ライブを行いましゅっ!!司会は、赤いバニーの、私、あああ朝比奈みくるですっ』 朝比奈さん、なにやってるんですか!? 観客は巨乳のバニーガールに、ただ呆然としている。 『ふえ、ええと、バンド名は……バニーズですぅ!!』 その言葉と同時に、バニーガールたちがステージに上がってきた。 『く、黒いバニーさんは、涼宮ハルヒさんですっ!』 ハルヒが大きく手を振りながら登場する。その抜群のプロポーションに、観客の温度が、一気に五度は確実に上昇した。黒いバニーガールは、手に持ったギターをぶんぶん振り回している。 『白いバニーさんは、な、長門有希さんです!』 とことこと出てきた長門は、真っ白のバニーコスチュームに身を包んでいる。やばい、可愛い。 ハルヒに歓声を送ったのとは違う趣味を持つ観客層が、うおおおおおと怒号を発する。 やはり長門の担当はギターか。あの超絶テクを披露したら、観客たちは度肝を抜かれるだろうな。 『ブルーのバニーさん、朝倉涼子さんですぅ!』 女子たちが黄色い歓声をあげた。朝倉は自分の着ている露出度の高いバニーコスプレに、顔が茹でたロブスターのごとく真っ赤だ。 ハルヒに劣らぬ完璧なプロポーションと、恥らう顔のギャップがたまらない……はっ、何言ってるんだ、俺は。 朝倉は、ベースを持っているようだが……まだドラムが登場していない。朝比奈さんってことはないだろう。マイクを握る反対の手で、タンバリンを握り締めている。 鶴屋さん?まさか、さっき会ったばかりだ。 古泉だったら帰ってやる。断固として帰ってやる。 『グリーンのバニーさんは、特別ゲストですっ!』 その人が、微笑みを浮かべてステージに上ってきた。露出の激しい緑のバニーガール。 ああ、なるほど。 やれやれ。この人なら、超絶ドラムテクが期待できそうだな。 『喜緑江美里さんっ!!』 ………………… 五人のバニーガールが勢ぞろいしたところで、ハルヒが自分の前のマイクで喋りだした。 『こんにちは、バニーズですっ!!』 観客は、既に熱気に包まれている。ハルヒは、嬉しそうに頷く。 『さあて、早速だけど、一曲目行くわよっ!オリジナルつくる暇がなくてカバーだけど、耳の穴かっぽじってよーく聴きなさいっ!「LETTERBOMB」!!』 長門のギターの轟音が響く。アップテンポのイントロ。ハルヒが、すう、と息を吸って、叩きつけるように歌いだした。一気に観客が歓声に包まれる。 「いやあ、実にうまいですね。素晴らしい」 古泉、いつの間に居やがった。 「おや、あなたがぼんやりと口をあけてステージを見ていた、さっきから居ましたよ。 ああ、あのステージの設置は大変でした。コンピ研の部員さんたちと僕が、かりだされて作ったんです。 直前まで、長門さんの情報操作で屈光シールドを張って隠していたんですよ」 お前も一枚かんでいたのか。とすると、SOS団でこのライブのことを知らなかったのは俺だけじゃないか? 「その通りです。なんといっても、サプライズ企画ですからね」 だからって、同じSOS団メンバーに隠すこともないもんだ。 古泉は、やれやれといった表情で、肩をすくめる。 「おやおや、皆さん、別に観客を驚かせるためにやっていたわけではありませんよ。もちろん、驚かせたかったのは……ま、それは本人達から聞いてください」 無性に古泉を殴りたくなった。いや、別に怒ってなんかいないさ。 単に、めちゃくちゃ嬉しくて、それが気恥ずかしかっただけだ。 ………………… あっという間に、ライブの時間は過ぎていった。ハルヒも、朝倉も、長門と喜緑さんも、タンバリンを叩いて踊っている朝比奈さんも、みんな実に楽しそうに演奏していた。 ああ、ハルヒは、こういうバンドをやってみたかったんだろう、きっと。 だが。 ふと考える。これが、ハルヒのループの鍵になっているとしたらどうなる? 時間が戻って、俺たちは、SOS団活動二年目の春にスキップされるのか? そのとき、朝倉はどうなるのだろう? 朝倉涼子は消えちまうのか?ここにいる朝倉は、長門がこの世界で再構成したのだから、普通に考えればそうだ。 あるいは、この一年で、やり残したことをやって満足したハルヒが、世界を崩壊させちまうかもしれない。 はたまた、このメンバーのままで、二年目に突入するのかも知れない。 ……そうであって欲しい。 俺は、そうなることを、祈らずにはいられなかった。 お前も、そう思わないか、ハルヒ? ………………… 『さて、そろそろ最後の曲よっ!!』 観客からあがる、ええええという不満の声。 『文句言わないっ!!また来年やるから、そのときに会いましょっ!!じゃあ、ラストソング!』 ハルヒが曲名を叫ぶ。 有名な曲だ。音楽を大して聴かない俺でさえ知っている。 観客からも大合唱がわき起こった。 そう、たぶん。 俺なんかに、お前を救えるかは分からないけどな。 結局のところ―― ここがループする時間の中を彷徨う、俺たちの終着地点なのかもしれない。 『おしまいっ!!……ふう、どう、驚いたでしょ?キョン!』 歌い終わったハルヒが、満足そうに付け加えた。 『愛してるからね、キョン。じゃ、おーばー♪』 ともあれ、後日談はささやかなものだ。 長門がコンピ研の活動として製作していた、「The Day Of Sagittarius4――Ender’s Game――」が、めでたく全国で一斉に公式発売の運びとなった。 「The Day Of Sagittarius3」とは比べ物にならない、豪華なグラフィックスと大規模な宇宙戦闘を売りにした、宇宙戦略シュミレーションゲームである。 発売元は、長門が裏で社長を務める「サイレンス」だ。サイレントユキの賞金を元に、株式で利益を上げて立ち上げたらしい。 ………………… で、今日が、その発売日。 さっきから俺が駅に向かって急いでいるのは、こういう訳だ。 「おっそい、キョン!!もうみんな来てるわっ!さあ、有希が作ったゲーム、みんなで買いに行くわよ!」 ハルヒが俺の腕をつかんで、ズンズン歩き出す。 やれやれ、そう、ハルヒの言うとおりだ。 SOS団、みんなで。 俺の隣で、長い髪を揺らして、朝倉涼子がにっこりと微笑んだ。 おしまい 涼宮ハルヒのSS 厳選名作集 長編 ループ・タイム
https://w.atwiki.jp/2chfigma/pages/26.html
No.006 朝比奈みくる 制服ver. (Mikuru Asahina School Uniform Ver.) 「信じてもらえないかもしれませんけど、わたしはこの時代の人間ではありません。もっと、未来から来ました。」 情報 作品名 涼宮ハルヒの憂鬱 価格 2,500円(税込) 発売日 2008年07月19日 商品全高 約135mm 付属品 表情:×3 手首:×8 共通付属品(スタンド、スタンド用アーム、収納袋) その他:靴 キャラクター概要 涼宮ハルヒによってSOS団に入団させられた団員その三。キョンやハルヒ、その他団員よりも一年上の先輩であるが、そう明かさないと信じられないほどの童顔、そして巨乳。 正体は現代よりも未来からこの時代にやってきた、いわばハルヒのいうところの未来人である。 ハルヒ曰く、「SOS団の萌え要員」になっている彼女は、figmaにラインナップされている以外にも様々なコスチュームを着せられている。 商品解説 良い点 悪い点 注意点 関連商品 涼宮ハルヒ 制服ver. 涼宮ハルヒ 夏服ver. 涼宮ハルヒ チアガールver. 涼宮ハルヒ 中学生ver. 涼宮ハルヒ 光陽園学院ver. 超勇者ハルヒ 長門有希 制服ver. 長門有希 悪い魔法使いver. 朝比奈みくる チアガールver. 朝比奈みくる 戦うウェイトレスver. 朝比奈みくる 大人ver. キョン 制服ver. 古泉一樹 制服ver. 鶴屋さん 制服ver. 鶴屋さん 文化祭メイドver. 朝倉涼子 制服ver. コメント 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/rakirowa/pages/86.html
【名前】南春香 【所属】カオスロワ 【性別】女 【外見】女子高校生 【内面】面倒見が良いお姉さん 【詳細】 南家の長女。通称「ハルカ」。高校2年生。髪は薄茶のロングヘア。 両親が家にいない南家における母親的立場にある存在で、 主に家庭の事を中心に生活している。そのために帰宅部だが、 バレー部の即戦力になるほどの実力を持つ。しかし家事をしていない時は気が緩みがちで、 カナ曰く、基本「だらしない」「なまけもの」らしい。 カオスロワでは海馬瀬人共に行動、 が色々あって死んでしまうが、そこはカオスロワ、 遊戯のチート能力で龍のカードとして蘇る。 何故龍になったかというとキバヤシ曰く、 「南家はマムクートの家系だったのだよ」だったそうな。 エピローグでは人間に戻るが、龍に変身できる能力はそのままらしい。 同じくエピローグの話だが、途中志なかばで死んだ海馬を弟への思いを考え、 海馬モクバを自分の弟にした。 【参加者との関係】 南千秋→大切な妹。 6/→全裸を目撃、戦友 赤木しげる(13歳)→13歳とは思えなかった、戦友。 アナゴ→6/の全裸を見た仲、戦友。 朝倉涼子→6/の全裸を見た仲、戦友。 真・長門有希→6/の全裸を見た仲、戦友。 武藤遊戯→6/の全裸を見た仲、戦友。 柊かがみ→6/の全裸を見た仲、戦友。
https://w.atwiki.jp/terachaosrowa/pages/1534.html
バキッ!!ガスッ!!ボコッ!!メメタァ!!ゲシッ!!ボキッ!!デュクシ!! とあるところで1人の男が男女の集団にリンチを受けていた 「既に死んでる俺たちを何で殺すんだ!!」 「野比玉子症候群を増やすつもりかクソッタレ!!」 「EVAネタとか飽きたから!!」 「避難所にこもってんじゃねぇよ!!!」 「大量虐殺こそがマンネリの最大の原因だ!!!」 「気に入らないキャラは潰すとか典型的DQNですね!!!」 「少しは他の人の忠告聞け!!」 「お前はいーさんかキャプテンか?」 「ジノの書き手もお前か!!?」 そして男が動かなくなると皆は蹴るのをやめる 「あ~もうこうなったら暴れてみない?」 「そうだね。もう大暴れだ。」 「よっしゃやったれ!!!」 とその時彼らがいたところにレーザービームが直撃して彼らは灰になった 「・・・成仏しろよ。」 1人の魂は地獄へ、彼らの魂は天国へ昇っていった 【一日目・12時30分/日本・北海道】 【イチロー@イチローのレーザー(ry】 【状態】最強のスポーツ選手 【装備】なし 【道具】不明 【思考】基本 野球をしたい 1:渡米する 【ID 4Ey41n4E@現実 死亡確認】 死因 集団リンチ 【スケルトンT@ぷよぷよ 死亡及び成仏確認】 【レオモン@デジモン 死亡及び成仏確認】 【セラフィモン@デジモン 死亡及び成仏確認】 【明智光秀@戦国BASARA 死亡及び成仏確認】 【朝倉涼子@ハルヒシリーズ 死亡及び成仏確認】 死因 レーザービーム